悪魔の手毬唄 [DVD] 高倉健 Amazon 私が一番最初にこの作品を観たのは1977年制作の、石坂浩二が金田一耕助を演じたもの。最高権力者様が観ていた横に座って、時折別の本を読んだり居眠りしながらの片手間鑑賞だったので、筋立てもおぼろげにしか覚えていないのだが、今回鑑賞した1961年制作の高倉健主演作は、記憶とは全く違う筋立てのものだった。 ちょっとググって調べてみたら、それもそのはずで、1961年版は、原作のエッセンスをとり入れてはいるものの、全くの別のオハナシと言って良いくらいに再構成されてしまっている作品なのだそうだ。 冒頭、舞台となる岡山県鬼首(オニコウベと読む。ちなみに宮城県には同じ読み方のスキー場と温泉があり、宮城県に多少の縁のある身としてはオニコウベと聞いてまずそちらを想像してしまい、横溝正史に宮城県を舞台とした作品なんてあったっけ?とも思ってしまった)村の長者、仁礼家の
![カッコ良すぎる金田一耕助ってのもなんだかなぁ… 『悪魔の手毬唄』鑑賞記 - 脳内お花畑を実現するために](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1faff8d6a666f773ecdf2a5ccdaaba13a1885b11/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51VydU4S9cL._SL500_.jpg)