オリックスはなぜ優勝できたのか~苦闘と変革の25年~ (光文社新書) 作者:喜瀬 雅則 光文社 Amazon 2021年シーズンは両リーグともに一昨年の最下位チームが優勝するという「奇妙な」結果となった。シーズン前は、マスコミはこぞってパはソフトバンク、セは巨人の連覇を予想し、巨人がソフトバンクとのシリーズ連敗をいつ止められるかが話題の中心となっていたくらいだ。 両球団共に躍進の原因はいくつもあるのだが、ヤクルトの方は、ここ10年どちらかといえば上位にいることが多く、一昨年の最下位は「巡り合わせ悪かった」とでもいうべき事象だった感が強かったが、オリックスの方はさにあらず。 投手陣は山本由伸以外は柱がない状態。打線については首位打者を獲得した吉田正尚が孤軍奮闘している状態。何よりシーズン途中で監督が替わるようなチームの成績が上昇するわけはない。しかもオリックスの場合、シーズン途中から監督代行
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