池袋西武の讃岐うどん店「かるかや」が6月一杯で営業を辞めてしまうそうだ。私はまだ屋上庭園の店舗で調理されたものを食べたことはないのだが、お江戸行きの際には地下の食品売り場の店舗にほぼ毎回行き、生うどんを買い求めたものだ。ついでに近隣の天ぷら屋で天ぷらを買い求め、豪華な天ぷらうどんディナーを楽しんだ。 この店の、ぶっとくて、ゴツゴツと武骨で食いでのあるうどん、私も最高権力者様も気に入っていたので、閉店は残念な限り。閉店の噂を聞きつけた、皆々様が、屋上庭園の方の店舗に殺到しているらしく、連日長蛇の列ができているそうだ。そのあおりを食って、地下の売り場にまでうどんが回ってこない。ここ2回ほど、ショーケースにモノがなくて買いそびれている。この店は西武の他に店舗はなく、売り場のおばあちゃんによれば通信販売等に乗り出す予定もないそうだ。廃業間際になって人気が沸騰するのは、どんな業態でも起こる皮肉な現象