記事タイトルに反して僕は実は統計的検定が大嫌いなんですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか(笑)。ということで、今回はややマニアックなメタアナリシスの話題でもしてみようかと思います。「t-testのメタアナリシス」みたいな、いわゆるRosenthal's methodとして知られているような一般的な話題にもちょっとだけ触れています。 今回想定しているシチュエーション 例えばですが、「あるパーソナライズされた*1動線改善を4つの異なるeコマースサイトで行った」みたいなケースを想定してみます。それぞれのeコマースサイトは独立した事業者であるため、統一したアクセス解析はできないものと仮定します。で、動線改善は「お気に入り→購入」のところに施したとして、ここでA/Bテストを行ったと仮定します。この時、アクセス解析の結果からいわゆる2×2分割表として サイトA 非CV CV 改善なし 250 125
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