ウクライナ大統領府のイエルマーク長官=6月29日、キーウ/Viacheslav Ratynskyi/Reuters (CNN) ウクライナ大統領府のイエルマーク長官は15日、ロシアが発射したミサイルに、欧米の制裁で禁輸対象になっているはずの外国製半導体が使われていたと指摘した。 イエルマーク氏はSNS「テレグラム」への投稿で、前夜から15日朝にかけて撃ち込まれたのは今年ロシアでつくられたミサイルだと指摘。そのうえで、4月製造の巡航ミサイル「Kh―101」から約30個の外国製半導体が見つかったと言明した。 同氏は、ウクライナが「パートナー諸国と協力し、定期的に連絡を取っている。パートナー国の政府は半導体のメーカー、サプライヤーとも協力している」と強調した。 当局者らによると、ロシアからは西部リビウ州など、前線から離れた地域に大規模なミサイル攻撃があり、少なくとも3人が死亡した。