大阪・堺市のガソリンスタンドで起きた窃盗事件を巡って無関係の男性が誤って逮捕された問題で、大阪府警察本部は、防犯カメラの時刻表示がずれていたのに正確な時刻を確かめて補正しなかったことなどが誤認逮捕の原因となったとする検証結果を公表しました。 大阪・堺市の40代の会社員の男性は、盗まれた給油カードでガソリンを入れたとして逮捕されたあと、ことし6月に起訴されましたが、事件とは無関係だったとして7月に釈放され起訴が取り消されました。 男性は、誤認逮捕されたことで85日間にわたって身柄を拘束されました。 大阪府警察本部は8日、この問題について検証した結果を公表しました。 それによりますと、誤認逮捕の主な原因として逮捕の決め手にしていたガソリンスタンドの防犯カメラの映像の時刻表示などにずれがあったのに、正確な時刻を確かめて補正していなかったことや、ETCカードの使用履歴から、男性の車は事件が起きたの