解任されたサッカー日本代表前監督のハリルホジッチ氏が、4月27日に行った記者会見。一番の驚きは、「(日本サッカー協会の田嶋幸三)会長が記者会見で『技術委員会がたくさんの修復をしようと試みた』と話していましたが、私は技術委員会の存在すら知らなかった」と語ったことでした。 もう一つの驚きは、これまで技術委員長を務め、代表監督として後を継ぐ西野朗氏について、「すべてのトレーニング、練習にも彼は参加していました。そしてトレーニング後、いつも『良かった』と言ってくれていた」と話したことです。 これらの言葉が本当であるならば、協会は修復を試みていなかったことになります。協会は「コミュニケーション不足」を理由に挙げましたが、ハリルホジッチ氏本人は「私の認識ではそういった問題は存在しなかった」と語っています。また、「(3月27日に)ウクライナに負けたという結果をぶつけてくれたら理解できる」とも話しました。
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