戸田市立東中学校(小暮孝明校長、生徒数343人)は今年4月に入学する1年生から新しい制服に切り替える。これまでとは違い、女子はスカートとズボンの両方から選べるほか、男子もズボンのほかスカートも可能となる。同校の教諭たちと保護者による制服モデルチェンジ検討委員会(委員長=永井孝寛PTA会長、教員12人、保護者7人)が協議して決定した。性的少数者(LGBT)への対応という目的もあるが、そもそも「男子はズボン、女子はスカートという固定観念を捨てる」という発想だ。2、3年生は卒業まで従来の制服のままで通す。 女子生徒の制服にパンツスタイル ジェンダーにも対応、スカートと選択も可 新座第六中が導入 ■小学生にアンケート 東中は2021年4月に隣接する東小学校と統合し小中一貫校になる。それにふさわしく制服も新しくしようと、昨年1月に制服モデルチェンジ検討委員会を立ち上げた。序盤の協議の結果、学生服はや