設計を手掛けたのは、斜面開発を得意とした建築家で「斜面の魔術師」の異名もあった株式会社サムデザインの井出共治氏。 井出氏の真骨頂は「里山を残しつつ、そこに溶け込むマンション」をつくり、成長する自然と建築物を調和させていくことだった。このヒルサイドテラス平山城址も、その考えを体現した「作品」といえる。 お話をうかがった住人の方は、リゾートのような暮らしと誇らしげに語ってくれた。 「(住人)私の家はいちばん端の住宅棟にあるので、浴室の窓からは隣接する森がよく見えます。ここに暮らし始めて十数年ですが、いまもまるで山の中の一軒家で入浴しているような気分になれますよ。特に雪が積もったときの眺めはあり得ない美しさです」(以下コメント同じ)

