マッチョで巨大なすごいヤツ 「イースI・II」や「天外魔境」、「ヴァリスII」の成功により、PCエンジンCDロムロムでは、アニメ調のビジュアルシーンを挿入したゲームが花ざかりとなった。 CD-ROMの大容量を使えば、大きなグラフィックをアニメーションさせることが可能だし、音楽CDと同じ生音が使えるから、声優さんの声が高音質で流せる。表示できる色の数や処理速度に限界があるので、実写映像を表示させるにはやや難があるが、アニメ調ならだいじょうぶだ。 かくして、PCエンジンではアニメを意識したゲームが席巻するようになった。「コズミックファンタジー」、「うる星やつら STAY WITH YOU」、「銀河お嬢様伝説ユナ」……。 そんな1992年、ヤツは突然現れた! 「もうダメだ!」 スーパーCDロムロム用シューティングゲーム、「超兄貴」である。 その頃のシューティングゲームでは、ボスキャラの大きさを競