10月総選挙で自民党が圧勝した当時、安倍首相は「謙虚」「丁寧」を繰り返してきました。 ところが、国会審議はなるべく避けて通りたいというのが本音だったようです。選挙が終わった直後は、総選挙後の特別国会を必要最低限開催し、秋の臨時国会は見送ろうという方針が語られました。野党や世論の反発を受けて、今年6月の通常国会の閉会以来、憲法53条にもとづく野党の臨時国会開催要求も拒否し続け、この9月の臨時国会も、議論なしの冒頭解散、総選挙後も議論から逃避していると見られるという危惧もあったのか、衆参本会議での所信表明も代表質問や予算委員会も開催することになりました。その結果、急浮上してきたのが、自民党による「質問時間の見直し」問題です。 安倍首相、質疑時間の配分見直し指示=自民「魔の3回生」が拡大要望:時事ドットコム(2017年10月27日) 自民党の石崎徹衆院議員ら当選3回有志が27日、国会内で森山裕国
![野党の「質問時間削減」は、「国会形骸化」への序曲となる](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7312d05f10137dc3d0a74d001008d08521bab766/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.huffingtonpost.com%2Fasset%2F5c6310c6360000790f6a383a.jpeg%3Fops%3D1200_630)