ヒトのふん便に含まれる100兆個の細菌を病気の治療に生かす研究開発が加速し始めた。解析技術が進化し、腸内細菌と病気の関係が詳しくわかってきたためで、中堅製薬の日東薬品工業(京都府向日市)は動脈硬化の治療薬の開発に着手。人工知能(AI)を活用した予防技術の開発も進む。2020年代半ば以降の1兆円市場をにらみ、各社は腸に宿る「茶色いダイヤ」に磨きをかける。阪急京都線「西向日駅」から徒歩5分。日東薬
【ワシントン=河浪武史】米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は11日、米上院銀行委員会での議会証言で「2%の物価上昇率を大きく下回りたくない。後手に回らないようにするのが、日本から得た教訓だ」と述べた。米経済の物価停滞を懸念して、早期の利下げに改めて意欲をみせた発言だ。パウエル議長は10日の下院委に続いて、11日も上院委で議員との質疑応答に臨んだ。米景気は「非常にいいところ
コンビニエンスストア最大手のセブン―イレブン・ジャパンは7月中をメドに、おにぎり全品の包装を植物由来の原料を配合したバイオマスプラスチック素材に切り替える。石油由来の素材を減らし、プラスチック使用量を削減する。プラスチック製品の規制が強まるなか、コンビニ主力商品の環境対応の強化で、消費財の脱石油素材の動きが広がりそうだ。【関連記事】コンビニアイスコーヒー、脱ストロー 抵抗感薄く?同社は約2万1千店を全国展開し、年に約22億7千万個のおにぎりを販売する。清涼飲料などと並んで販売数量が多い。新たな包装は一部でサトウキビ
10月に予定している消費税率の引き上げを前に、税率が低いうちに買い物をする「駆け込み需要」がまだ見られない。高額な住宅で動きが乏しいだけでなく、自動車などでも店頭での動きは目立たない状況だ。政府が増税後の購入支援を打ち出している効果はあるが、そもそも消費が弱いのではないかと疑う専門家も出てきている。【関連記事】粘る消費、勢いは欠く 心理悪化で貯蓄優先消費税の引き上げにあたり、駆け込みが起きやす
居酒屋大手のワタミは、創業者で参院議員の渡辺美樹氏に経営への復帰を要請する方針を固めた。6月に開催される株主総会で取締役候補として提案する。渡辺氏が国会議員の任期を終えた段階で本人からの承諾を得る。渡辺氏は参院選に再出馬しない意向を明らかにしており、議員の任期が満了となる7月28日以後に取締役に就任する見通しだ。渡辺氏は参院選の出馬を表明した2013年以降、ワタミの全役職を外れている。総会で取
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く