エレン・ペイジのカミングアウトは名スピーチも話題に 写真:AP/アフロ[映画.com ニュース] 若手女優のエレン・ペイジが、2月にLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)の若者のための会議「Time to Thrive」で同性愛をカミングアウトすると、多くの海外メディアが「勇気ある行為」と報じた。ここ数年、セレブやスターたちのセクシャリティのカミングアウトをめぐる状況は大きく変化している。 25年前の社会は現在ほどセクシャリティに関して寛容ではなく、ハリウッドでは特にその傾向が強かった。1984年の「アナザー・カントリー」でゲイの主人公を演じ脚光を浴びた英俳優ルパート・エベレットは、89年に出版した半自伝的小説のなかで同性愛を公表。以降仕事が激減し、再びゲイ役を好演した「ベストフレンズ・ウェディング」(97)で再ブレイクの兆しを見せたが、その後もハリウッド大作の