タグ

ブックマーク / kenakamatsu.tumblr.com (7)

  • ここまでの流れ:「侵害コンテンツのダウンロード違法化」&「リーチサイト規制」について - 赤松健の連絡帳

    【前提のお話】映画館の上映前CM「NO MORE 映画泥棒!」でご存じの通り、映画音楽を違法配信と知りつつダウンロードするのは「違法」となっています。 ・・・ところが何と今、「マンガ」ならば海賊版サイトからいくらダウンロードしても「合法」なのです! また、海賊版マンガのデータを収録したストレージサービス(サイバーロッカー)のURLを集めた「リーチサイト」も合法です。悲しいことにこれが大人気で、凄いアクセス数となっています。 彼ら業者は、DL高速化のプレミアム料金や、DL数に応じたインセンティブ制によって、漫画家たちの才能や努力にタダ乗りし、かなりの金儲けを行っています。(※アップロード者のみ現在も違法だが、なかなか捕まらない) これに対して、出版社はマンガなど静止画のダウンロード行為も(映画音楽と同様に)違法とするよう国に要望してきました。 しかし昨年、その要望を受けて文化庁から出てき

    ここまでの流れ:「侵害コンテンツのダウンロード違法化」&「リーチサイト規制」について - 赤松健の連絡帳
  • 【児ポ法】いわゆる単純所持(持ってるだけでアウト)の罰則適用が、もうすぐ始まります - 赤松健の連絡帳

    この記事は、Jコミのメルマガ「はんぺん53号」(2015/4/20)からの一部転載です。 「はんぺん300円」 http://www.zeppan.com/Mmagazine/title/2 ┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃2 ┃コラム:児ポ法単純所持の罰則適用開始日をお忘れなく ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (※注意:「児ポ」という言葉を省略せずにちゃんと書くと、迷惑メールと判定されてしまう事例があるようですので、わざと省略して書きます) 【いよいよ7月15日から】 おそらく皆さんお忘れかと思いますが(^^;)、児ポ法改正の単純所持についた「1年間の猶予期間」が、そろそろ終わります。今年7月15日からは、児ポの「所持」に罰則が適用されるようになるのです。つまり麻薬や銃と似たような扱いですね。 詳しく言いますと

    【児ポ法】いわゆる単純所持(持ってるだけでアウト)の罰則適用が、もうすぐ始まります - 赤松健の連絡帳
  • TPPで本当に二次創作同人作家が逮捕されるかどうか - 赤松健の連絡帳

    この記事は、Jコミのメルマガ「はんぺん51号」(2015/2/20)からの一部転載です。 「はんぺん300円」 http://www.zeppan.com/Mmagazine/title/2 ─────────────────────────────── 年が明けてからというもの、TPPのニュースがまたチラホラと流れるようになりました。そんな中、NHKで「TPP交渉 著作権侵害は”非親告罪”で調整」というニュースが。 今回は、またあちこちのメディアに出没するようになった赤松代表と、非親告罪化について話をしてきました。 ─────────────────────────────────── K:この間、日経新聞の非親告罪化の記事を読んでいて、どこかで聞いたことある主張だなと思ったら、最後に「(漫画家で電子書籍配信サービス会社も経営する赤松健氏)」って書いてあって朝から笑いました。 赤松:ああ

    TPPで本当に二次創作同人作家が逮捕されるかどうか - 赤松健の連絡帳
  • 対談:「TPP(による著作権侵害の非親告罪化)の見通し」 - 赤松健の連絡帳

    この記事は、Jコミのメルマガ「はんぺん41号」(2014/3/20)からの転載です。 「はんぺん300円」 http://www.zeppan.com/Mmagazine/title/2 ─────────────────────────────── 今年は花粉が少ないとはいえ、それなりに鼻が垂れてくるKです。さて今日は、すっかり忘れられている感のあるTPP問題について、「UQ HOLDER!」第2巻にもしっかり「同人マーク」を付けている赤松代表と話をしてきました。 ─────────────────────────────────── K:赤松さん、こんにちは。 赤松:え-と、今回の対談はどうしようか。 K:児ポ法関連は、国会審議が始まらないとネタにできないですね。 赤松:そうなんだよな。何度か議員会館には行ってるけど、書いちゃダメなことばかりでネタにできない。(^^;) K:というわけ

    対談:「TPP(による著作権侵害の非親告罪化)の見通し」 - 赤松健の連絡帳
  • ★ホントは怖いTPP ・・・「非・親告罪化」で日本の漫画界はどうなる? - 赤松健の連絡帳

    昨年から記事にしておりました「出版物に関する権利(=著作隣接権)」の問題は、出版社側の歩み寄りもあって、漫画家も納得の「良い着地点」が見えてきたようです。ネットの皆様、ご意見ありがとうございました。 (ここまで前置き) ・・・ところで、毎日のようにニュースに出てくるTPP。 これが何の略だか、私はどうしても憶えられません。(笑) 実はTPPには、農業以外にも、我々絵描きに関係する「著作権」の項目が存在するようですね。(福井弁護士のまとめ) 中でも重大なのは、次の2項目。 著作権侵害の非親告罪化法定損害賠償金の導入その中でも、(1)の「非親告罪化」は影響が非常に大きく、特に二次創作同人界で危険視されています。 「非親告罪化」とは、著作権侵害した人を、 作者からの告訴が無くても、検察官の独自判断で起訴できちゃう。というもの。 今の著作権侵害は「親告罪」と言って、検察官が起訴したくても単独ではで

    ★ホントは怖いTPP ・・・「非・親告罪化」で日本の漫画界はどうなる? - 赤松健の連絡帳
  • ★「著作隣接権」の件で、中川正春議員と面会してきました! - 赤松健の連絡帳

    前回の記事はこちら↓ http://kenakamatsu.tumblr.com/post/19395239269/rinsetsu ———————————————————— ★ ここまでのあらすじ 音楽CDの著作隣接権からヒントを得て、出版社にも書籍に関する「著作隣接権」を自動的に与えちゃおう、という動きが各所で格化していた。 しかし、国内にしか通用しない権利のため海賊版の撃滅には効果が無く、逆に権利者が多くなって「作品の死蔵リスク」が増すという懸念から、作家側から大きな反発を受けたのだった。 そんな中、中川正春 衆議院議員(内閣府特命担当大臣)が座長を務める 『 印刷文化・電子文化の基盤整備に関する勉強会 』 ・・では、「著作隣接権」 → 「出版物原版権(仮)」 → 「(仮)出版物に係る権利」 と名称を変更しつつそのパワーをうまく調整して、いよいよ著作権法の改正試案としてまとめつつあ

    ★「著作隣接権」の件で、中川正春議員と面会してきました! - 赤松健の連絡帳
  • ★なぜ出版社は「著作隣接権」が欲しいのか - 赤松健の連絡帳

    「出版社が著作隣接権を求める理由」について、講談社が私に説明して下さるとのことで、日(3/16)、音羽まで聞きに行ってまいりました。 (森川ジョージ先生もお話を聞きたいとおっしゃるので、同行していただきました。) 説明して下さったのは、講談社の常務取締役である清水保雅さんと、編集総務局の五木田直樹さん。 清水常務は、東京都の性描写漫画規制の時に、 「日漫画の創造性は“何でもあり”の精神で支えられている」 と言って規制に大反対したご人で、結局講談社は都が主催する『東京国際アニメフェア』をボイコットするに至りました。明確に、漫画の表現の自由を守りたい立場におられる人物と言えるでしょう。 ・・・しかし結論から申しますと、清水さんと五木田さんをもってしても、出版社が著作隣接権を得るべき合理的な理由は、説明することができませんでした。(^^;) これは恐らく、お二人も同意なさる事だと思います

    ★なぜ出版社は「著作隣接権」が欲しいのか - 赤松健の連絡帳
  • 1