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ブックマーク / www.magazine9.jp (7)

  • 立川生活保護廃止自殺事件。の巻-雨宮処凛がゆく!

    新聞社・議員へ 立川市職員に生活保護者が殺された! 真相を追及して公開、処分してほしい 知り合いの○○(個人名なので伏せます)が高松町3丁目のアパートで12月10日に自殺した 担当者の非情なやり方に命を絶ったよ 貧乏人は死ぬしかないのか 生活保護はなんなのか 担当者、上司、課長は何やっているのだ 殺人罪だ 平成27年12月 ○○の知人 すべてはこの1枚のファックスから始まった。 2015年12月31日、立川市の共産党市議団控え室に届いたものだ。 2016年の年明け、市議がこのファックスに気づく。上條彰一・立川市議(共産党)は事実関係を明らかにするよう市に求めるが、市は「個人情報」を盾に応じない。そうしてファックスが届いてから1年と4ヶ月経った17年4月11日、弁護士などによって「立川市生活保護廃止自殺事件調査団」が結成され、東京都に質問状と要請書を提出。記者会見を行なった。私も調査団の呼び

    立川生活保護廃止自殺事件。の巻-雨宮処凛がゆく!
  • 石原慎太郎の葛藤と、相模原障害者殺傷事件の背景を考える。巻-雨宮処凛がゆく!

    またあの人が、ロクでもないことを言っている…。 「石原慎太郎が『やまゆり園事件犯の気持ちがわかる』と暴言、天皇には『スキューバで人生観変わる』と仰天アドバイス」というリテラの記事タイトルを見て、まず思った。 記事によると、「文學界」10月号で精神科医の斎藤環氏と対談した石原氏は、「この間の、障害者を十九人殺した相模原の事件。あれは僕、ある意味でわかるんですよ」などと発言。また、知的障害の息子を持つ大江健三郎氏に対し、「大江なんかも今困ってるだろうね。ああいう不幸な子どもさんを持ったことが、深層のベースメントにあって、そのトラウマが全部小説に出てるね」との発言もしているのだという。 ならばぜひ全編をと思い、文學界を読んでみると、確かにそんな発言もしているのだが、それ以上に私には大きな驚きがあった。対談の中で斎藤環氏も「この対談は、読者にとってかなり衝撃的なものになると思います」と言っている。

    石原慎太郎の葛藤と、相模原障害者殺傷事件の背景を考える。巻-雨宮処凛がゆく!
  • │雨宮処凛さん×勝部元気さん×太田啓子さん│女性の生きづらさ、男性の生きづらさ(その1)「性のモノ化」と「脱法」風俗│

    去る2015年12月5日と6日、東京都新宿区歌舞伎町で「おっぱい募金」というイベントが開催されました。1000円以上(推奨)の募金を行った参加者が、一列に並んで衣服をまくり上げたAV女優の乳房を、順次、素手で揉むというものです。イベントの主催者は「スカパーJSAT」で、当日の様子は「BSスカパー」や「スカパー! オンデマンド」で生放送されました。 2日間でのべ7000人あまりが参加し、600万円超の募金が集まったそうです(12月6日集計値)。募金は、「STOPAIDS」の啓発活動団体を助成する「一般社団法人 未来支援委員会」に全額寄付されることになっています。 このイベントは、ネット上で賛否両論を集めました。「エイズ予防に貢献するなら別にいい」「参加した女性の自由意思は尊重すべき」などと肯定的な意見がある一方で、「女性の“モノ化”の象徴だ」「法律違反」といった反対意見もあり、今後の同イ

    │雨宮処凛さん×勝部元気さん×太田啓子さん│女性の生きづらさ、男性の生きづらさ(その1)「性のモノ化」と「脱法」風俗│
  • 有害で、役に立たない精神論〜またあの人が変なことを書いている〜の巻-雨宮処凛がゆく!-第374回

    が大変なことになっている。震だと思っていたのに、よりにもよってそれが「前震」で、今も絶え間なく余震が続き、被害は拡大し続けている。 それなのに、川内原発は動き続けている。 これが狂気の沙汰ではなくてなんなのだろう。私は今、この国に何度目かの深い絶望を抱いている。 さて、そんな大地震に言葉を失いながらある雑誌をめくっていたところ、言葉を失うどころか「開いた口が塞がらない」としか言いようのない文章に出会ってしまった。 それは「新潮45」5月号に掲載された曽野綾子氏の連載「人間関係愚痴話」第60回「動物の原則」。 またこの人か・・・。というのが正直なところだが、原稿は「保育園落ちた日死ね!」問題から始まる。 曽野氏はまず、あのブログを「薄汚い文章」と指摘し、「今さらながら、日人の表現力の低下と、日人が自分を生かしてもらっている国や社会に対して正当な評価をできない認識の甘さを露呈してい

    有害で、役に立たない精神論〜またあの人が変なことを書いている〜の巻-雨宮処凛がゆく!-第374回
  • デマと闘う選挙運動の異常さ|鈴木邦男の愛国問答-第165回

    12月3日(水)、辻元清美さんの選挙応援に行ってきた。高槻市まで行ってきた。初め話があった時は驚いたし、戸惑った。「えっ? 僕でいいの?」「僕じゃ、かえってマイナスじゃないの?」と聞いた。「是非お願いします。大変なんです」とスタッフの人が言う。誹謗中傷されているとは聞いていたが、これほど酷いとは思わなかった。「辻元は極左だ!」「過激派だ!」。そして、「売国奴だ!」「過激派だ!」と、さんざん言われている。又、ネットにも書かれている。街頭で演説中に暴漢に襲われたこともあると言う。「分かりました。お役に立つかどうか分かりませんが、やりましょう」と言った。 新幹線で京都に行き、そこで乗り換えて高槻に。迎えの人の車に乗って、市内の商店街へ。スーパーの前で辻元さんが演説している。「私は極左ではありません! 反日でもありません。その証拠に“たかじん”にもよく出ている鈴木邦男さんとも友達です。鈴木さんは右

    デマと闘う選挙運動の異常さ|鈴木邦男の愛国問答-第165回
  • 素朴な「感謝」がファシズムを支えるとき│映画作家・想田和弘の「観察する日々」

    『選挙』『精神』などの「観察映画シリーズ」で知られる映画作家、 想田和弘さんによるコラム連載です。 ニューヨーク在住の想田さんが日々「観察」する、 社会のこと、日のこと、そして映画や芸術のこと…。 月1回の連載でお届けします。 第20回 素朴な「感謝」がファシズムを支えるとき 来年、テレビ東京開局50周年企画として、百田尚樹氏の小説『永遠の0』(太田出版)がドラマ化されるそうである。周知の通り、作はすでに映画漫画になっている。原作は累計で530万部を売り上げ、映画は700万人を動員したという。今度のドラマ化は「2匹目だか3匹目のどじょう」を狙ったものなのだろう。 ドラマのウェッブ・サイトには、次のような百田氏のコメントが寄せられている。 「このたび、テレビ東京から『永遠の0』をドラマ化したいという申し出を受けました。三日間通しての放送と聞いて、心が震えました。映画版は原作者である私自

    素朴な「感謝」がファシズムを支えるとき│映画作家・想田和弘の「観察する日々」
    FFF
    FFF 2014/09/19
  • 「自民党憲法改正案の本質」森永卓郎│マガジン9

    憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。 |「マガジン9」トップページへ|森永卓郎の戦争と平和講座:バックナンバーへ| 2012-05-23up 森永卓郎の戦争と平和講座 自民党の憲法改正草案が発表された。日の丸を国旗、君が代を国歌と定め、自衛隊を国防軍と位置づけるなど、従来からの主張を鮮明に打ち出している。それはそれで大きな問題なのだが、私が一番気になったのは、基的人権を守ろうとする姿勢が大きく後退していることだ。 例えば第21条は、「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」との現行規定に「前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない」という条文を追加したのだ。 これだと権力者が「公益及び公の秩序を害する」と判断したら、表現の自由が許されなくなってしまうことになる。ファ

    FFF
    FFF 2012/05/23
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