高機能でありながらお手頃価格の光造形(SLA/DLP)方式3Dプリンター用レジンのプロジェクトがKickstarterに登場した。 このプロジェクトのクリエイター「Tescale」が開発したレジンは、プロトタイピング用「PT」、鋳造用「WD」、セラミック「CR」の3種類だ。 プロトタイピング用レジンPTは、強度が高く収縮度が非常に小さい。クリアー、黒、グレー、赤、黄色(透明)の5色が用意されている。クリアー以外はSLA/DLP方式に、クリアーはSLAおよびUV光源DLP方式のみに対応する。
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KDJ-ONEはコンパクトなボディに、シンセサイザーやサンプラー、シーケンサー、オーディオ機能など、多彩な機能を搭載したオーディオワークステーションだ。 プリセットとして400種類以上の内蔵音源を収録しており、これらをトラック上(全6トラック)に配置することで作曲していく。各トラック/音源ごとにエフェクトやフィルターなどアレンジを加えることも可能だ。 ボディに配置されたキーボードやダイヤル、十字キーといったボタン操作に加え、5インチの液晶タッチパネルでも操作でき、指先で軽快かつ直感的に音を編集できる。 また、キーボード部分(16鍵)はベロシティーセンシング機能に対応しており、実際に鍵盤を弾く感覚で、タッチにより音に強弱をつけることも可能だ。 本体寸法は174.2×115.5×29.5mm、本体重量は約480g。バッテリーにはリチウムイオンバッテリー(3000mAh)を使用しており、1回のフ
市販の廉価な3Dスキャナの性能が劇的に向上するというソフトウェア「ポンタスキャナプログラム」がCAMPFIREに登場した。 IntelのRealSenseF200を内蔵したXYZprintingのハンドヘルド3Dスキャナー、あるいはIntel RealSenseSR300カメラと組み合わせて利用するソフトで、細部までくっきりした業務用スキャナレベルの3Dスキャンが可能になるという。 開発元は稲葉正和氏が代表を務めるポンタ研究所。東京大学 矢川元基名誉教授が考案したフリーメッシュ法を研究していた同氏が、独自の変更を加え、3次元空間のセンサーを利用して作った点群+領域内に敷き詰めた節点から、ソリッドのDelaunay三角形を生成する技術を開発したものだ。
3Dプリンタの製造販売やCADソリューション事業などを展開するムトーエンジニアリングは、自社開発のDLP光造形3Dプリンタ「ML-48」の受注を12月7日より開始した。 ML-48は、DLP方式で樹脂に露光して造形する。吊り下げ方式の積層造形で、本体サイズを小型化。さらに、同機に最適化したオリジナルスライサーソフトウエアと、独自に開発した光硬化樹脂の特性の組み合わせで、高精細な造形が可能になったという。 これにより、工業製品のデザイン検証はもちろんのこと、宝飾品デザイン、フィギュア、歯科用歯型など、高い精度や表面の滑らかさが求められる造形にも対応できるようになった。 装置のサイズは260×230×480mmで、重量は10kg。造形可能なサイズは48×27×80mmで、最小積層ピッチは25μm。本体価格は69万8000円(税別)、光硬化樹脂(50g)3本、造形バットフィルム10枚、造形物取り
小美濃芳喜さんは、中学時代にヨットを建造し、日本大学理工学部 時代には製作に参加した人力飛行機が飛行距離の世界記録を達成。大学卒業後、アメリカRCA社で電子機器の設計技術を習得した。さらに帰国後は出版社である学研に籍を置き、CCDカメラや教育用パソコンまで、さまざまな機器を開発。メカ、エレキ、ソフトと、なんでも作れるスーパーエンジニアとして活躍してきた。そして、現在は学研の祖業ともいうべき教育出版部門で、「大人の科学」が生み出す数々の魅力的なふろくの開発に携わっている。いつの時代も最先端の技術に接してきた小美濃さんのエンジニア人生を振り返り、その好奇心の源泉を探ってみたい。(撮影:加藤甫) 大人の科学のエンジニア 小美濃芳喜(おみの よしき) 1952年生、東京出身。1985年学研に入社。1990年「〇年の科学」(学年別の科学)のふろくや「大人の科学」の教育教材の企画開発に携わり、現在(大
FLASHFORGE JAPANは、光造型(SLA)方式3Dプリンタ「Explorer」を発表し、同社オンラインストアで予約販売開始した。Explorerは造型材料に紫外線硬化型樹脂を使用する3Dプリンタ。 Explorerは、3Dプリンタ本体内にLinuxシステムと専用ソフト(スライスエンジン)を搭載し、マウスやディスプレイ、キーボードを接続することで、パソコンを必要とすることなく、Explorer単体で3Dプリントが可能という。インターネットに接続でき、本体の最新ソフトウェアやファームウェアを入手できる。 本体外形サイズは、500×310×780mm、重さは24kg。最大造型サイズは76.8×57.6×150mm、積層ピッチは25~50μm。対応データはSTLのみ。マウスやキーボードなどのインターフェースはUSBで、ディスプレイ用にDVI出力も備えている。紫外線光源の寿命は4000時間
カナダのオンタリオ州に拠点を置くVolteraは、基板に電子回路をプリントできる「V-One」のプロジェクトをKickstarterで開始した。プリント基板を試作するために業者に頼んで何日も待たなくても、わずか数十分で作ることができる。2層プリント基板も作成可能だ。 V-Oneは回路図データをもとに、銀ナノ粒子入りの導電性インクを使って回路を基板上にプリントする。専用ソフトウェアは回路が交差するポイントを検出できマスクを設定できるので、そこで絶縁性インクのプリントヘッドに付け替えてマスクをプリントし、もう一度その上から導電性インクで回路をプリントすれば2層構造の回路にも対応できるという。現在は、V-Oneで作成したプリント基板がリフローはんだ付けに対応できるよう開発しているという。 設計した回路を試作するのに外注すると、手元に届くまでに一般的には2週間程度かかる。このV-Oneならば現場で
広大な農地の上をドローンが飛び、四方に張り巡らしたセンサデバイスが生育状況を生産者に伝える。そんな光景が日本の大規模農業のスタンダードになるかもしれない。 食料と農業、農村に関する研究開発を行う国立の機関「農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)」の平藤雅之教授(筑波大兼任)が研究開発を進める「オープンフィールドサーバ(Open-FS)」は農作物の生育状況をモニタリングするデバイスで、Arduinoなどのオープンソースハードウェアを中心に構成されているため、コスト面や拡張性でもメリットがある。また、太陽電池と3G回線を使いスタンドアローンで機能するため、設置する場所を選ばない。(撮影:香川賢志) テクノロジーを活用する大規模農業の今 世界規模でみると農業は大規模が進んでいて、テクノロジーの活用は避けられないと平藤さんは指摘する。 「アメリカでは農家1戸当たりの農地は100ヘクタール以上が
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