角川本社ビル Lombroso, Public domain, via Wikimedia Commons 東京五輪・パラリンピックの汚職事件をめぐり、大会スポンサーだった「KADOKAWA」の角川歴彦会長が9月14日、贈賄容疑で逮捕された。角川歴彦容疑者の兄、角川春樹氏も同社トップだった93年に違法薬物のコカインを密輸させた罪で逮捕されている(後に有罪が確定)。2人は90年代初頭に同社の経営を巡って繰り広げた「お家騒動」で有名だが、まさか兄に次いで弟まで逮捕されるとは、誰も思いもよらない出来事である。これを機に「角川」ブランドの歴史を振り返ってみたい。(文:キャリコネニュース編集部) 兄弟の確執「角川騒動」とは? 「KADOKAWA」の創業は1945年、国文学者の角川源義が「角川書店」を立ち上げたことに始まる。その躍進が始まったのは、1975年に角川春樹氏が社長に就任してからだ。春樹氏は
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