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ブックマーク / piano-fire.hatenablog.jp (10)

  • 田中謙介プロデューサーの回想するアニメ艦これ - ピアノ・ファイア

    久しぶりに『艦これ』のアニメの話をしましょうか? 「このタイミングでですか? 来年に劇場版が公開、二期も並行して制作中、ってのが決まってるんでしたっけ」 今だから、ということもないけど、最近は人と会うたびに話を聞かれることが続いていてね。 特に、アニメが終わってから田中Pがインタビューに出ていたことを意外とみんな知らないようなんだ。 「アニメ終了後のインタビュー記事というと、『Newtype』の……、5月号でしたか」 月刊ニュータイプ 2015年 05 月号 KADOKAWA/角川書店 2015-04-10 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools 2015年4月10日発売 そう、それだ。 けっこう重要なことがいくつか書かれているんだけど、アニメ版の評価をするなかで、この記事があまり参考にされてないと感じていてね。だから相手に説明してみると、なかなかウケがいい

    田中謙介プロデューサーの回想するアニメ艦これ - ピアノ・ファイア
    FFF
    FFF 2015/11/17
  • ギーク映画好きが『ベイマックス』を観た結果、アメリカを感じる - ピアノ・ファイア

    レイトショーでベイマックス観てきました。 面白かったので、ネタバレなしで感想書いてみます。 まず噂には聞いていたショートの犬映画 これペットには完全にアカンやつで、犬のアニメーションは超リアルで最高なのに、飼い主の教育に悪すぎる。 ぼくもネットに繋がっている以上、仕方なくというか、批評アングルとして「グローバルな配慮のバランス感に優れているディズニーすごい、対して日は……」などという比較やさらにそれに対する反論を先に見てから鑑賞することになってしまったのだけど、この短編アニメを見ると、ディズニーのバランス感がいいのではなく、単に『ベイマックス』のバランス感がたまたま良かっただけに見えて、作品とスタジオは分けて考えた方がいいと言いたい。 というかむしろ『アナと雪の女王』の時の短編アニメも「ザ・残酷ミッキー大暴れ、容赦しない」って感じであったしディズニーって基あのノリの持ち主だという気がす

    ギーク映画好きが『ベイマックス』を観た結果、アメリカを感じる - ピアノ・ファイア
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    FFF 2015/01/10
  • 魔法少女アニメ→アイドルアニメ→コーデ系アニメへの変化で女児文化を考える - ピアノ・ファイア

    きのう告知した漫画論とは別に、アニメに関する長めの原稿も書いていたのですが。 その作業(下調べ)の過程で考えていたこと、を書いてみたいと思います。 いや、キッズアニメについて調べるほどに「アニメについて語るには児童文化にも詳しくならないとダメだな」と痛感することしきりでした。 まず調査の前提として、ぼくが「昔の魔法少女は大人に変身する願望を描いていたが、いつからか魔法少女っぽいコスチュームに変身するだけに変わった」という指摘をしていたことから始まります。参考は以下のTogetterTogetter - 「「オトナになりたくて変身する魔法少女」から「魔法少女に変身する魔法少女」へ」 Togetter - 「「オトナになりたくて変身する魔法少女」〜の事後まとめ」 その変化の理由の一端として、「アイドルが大人の仕事だった時代と違い、チャイドルの登場以降は子供のままでもアイドルになる夢が叶うよ

    魔法少女アニメ→アイドルアニメ→コーデ系アニメへの変化で女児文化を考える - ピアノ・ファイア
  • アニメ『刀語』は次のイノベーターになりうるか - ピアノ・ファイア

    アニメ『刀語』公式サイト 先日、Twitter上で講談社編集・太田さんとちょっとやり取りした会話をもとにして語ってみます。 まず前提となる問題として押さえておきたいのが、「製作委員会システムによって1〜2クールのTVアニメを作る」という様態がどんどん難しくなってきているんじゃないか、ということ。 有り体に「システムにガタがきている」と言ってもいいことかもしれませんが、2クールぶんを一気に放送する体力も恐らく無くなっているようで、まず1クールぶんのエピソードで一区切り付けてから、ちゃんと売り上げが出ているようなら「第二期」の企画を通してもうワンクール、なんてしのぎ方も珍しくなくなってきました(怪我の功名というか、これはこれで面白いスタイルになっているのですが)。 それでえーと、たしかどこでだったかな、庵野監督がキングレコード(スターチャイルド)の大月プロデューサーに向かって、 「あんたがやり

  • 映画監督・庵野秀明の、天才的な情報コントロールセンスについて - ピアノ・ファイア

    ヱヴァ破について考えている中、↓こういう言葉を読んで思いついたことを、書き留めてみます。 春録 映画にとって大切なことは「テーマ」じゃない。僕は何度も言った。「文にできる伝えたいことがあればそれを書けばいい。語りたいストーリィがあるのなら小説を書けばいい。映画を撮るのなら、映画にしかできないことをやるべきなんだ」。 上記のような「映画観」は、しごくまっとうで健全な映画観でしょう。映像作家にとって「常識(コモンセンス)」と言ってもいい考え方だ、と思います。 ただ、こういうありがたい言葉も、「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」「薬も過ぎれば毒となる」――「分別過ぐれば愚に返る」と言うべきか、ナイーブにこのことばかり考えていたら、質から逸脱してしまいそうな心配もあります。 つまり、「映画質はテーマじゃない」という思想が、いつの間にか「映画でテーマをやってはならない」「良い映画にはテーマなんて

    映画監督・庵野秀明の、天才的な情報コントロールセンスについて - ピアノ・ファイア
    FFF
    FFF 2009/09/04
    他のスタッフやキャストにもそれを徹底できているなら凄い、こないだのギャラクティカのイベントで本人久々に見たけど、ヱヴァの話題は皆無でした
  • 東浩紀・伊藤剛・竹熊健太郎らによるヱヴァ鼎談 簡易レポ - ピアノ・ファイア

    先日、25日夜に朝日カルチャーセンターで行われた、鼎談講座「ヱヴァ」をめぐって − あれから14年の手元のメモと記憶によった簡易レポートです。 講座内容 テレビ放送から14年、今夏「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」が公開されました。今、ヱヴァをめぐって何か起きているのか。14年の間に起きた変化とは。「大人になる」こととは何か。作をきっかけに出会った3人が語ります。 実際の内容を振り返ると、この「大人になることとは何か」「作り手が、受け手が、大人になることで何が変わったのか」というのが一番重要なテーマのはずで、(伊藤剛さんはなるべくそっちに振ろうとしていましたが)でもちっともそういう話にならなかったのはモッタイナカッタですね。 「私達はこんな大人になりました」っていうのは自分側からあまり語りたくないようなことなんでしょうか。 個人的には、トミノが大人に(まるく)なり……、そして庵野さんも大人

    東浩紀・伊藤剛・竹熊健太郎らによるヱヴァ鼎談 簡易レポ - ピアノ・ファイア
  • 「改心する悪い女の子」という属性に萌える - ピアノ・ファイア

    身辺雑感/脳をとろ火で煮詰める日記: 「改心する女の子」キャラクターの一覧 みやもさんが一覧にもまとめてくれていますが、ちょっと前からこの「悪役の女の子が善玉に改心する」というヒロイン属性が燃えています。 mixiやTwitterでさんざ主張していたのですが、そろそろ周囲の人達からも認知を受けてきたっぽい(たぶん錯覚)ので、自分でもエントリにしてみようと思いました。 まずこれは「悪役」というのがたぶんポイントで、決して根っからの「悪人」ではないということ。 みやもさんがその前のエントリ(こっちは男女の性別を問わないリスト)で、 極端な悪はその純性ゆえに何かのきっかけであっさり善へと極端な属性転換が行われることもあり、これもまた我々に大きな感化作用をおよぼすものである。 身辺雑感/脳をとろ火で煮詰める日記: 悪役論・補記:悪から善への軽やかなシフトチェンジについて ……と書いているように「改

    「改心する悪い女の子」という属性に萌える - ピアノ・ファイア
  • トップをねらえ!&トップをねらえ2!合体劇場版 - ピアノ・ファイア

    先日、舞台挨拶付きの上映を観てきました。 もう一度ハコを変えて(&同行するメンツを増やして)観にいく予定ですので、感想はその時に改めてしたいと思います。 とりあえず、一緒に観にいったみやもさんのレビューをリンクしときます。 トップ1の「余分な肉は落とし、必要な骨は確実に残す」という編集センスの良さに対する高い評価、そしてトップ2に対する「トップ2は4話以降だけ見てればいい、という風評への皮肉な反証になっている」という観点はいずみのにとっても批評の基軸となると思います。 というか、舞台挨拶で榎戸洋司が「もうイデオン接触編の悪口は言いません」って、鶴巻監督も「トップ2をまだ観てない人は、後でビデオ版も観て下さい」って言ってましたけど、 ビデオで全話観てからじゃないと、トップ2の劇場版は観るの禁止!! ……とは強く言っておきたい。いや、ホントに。 逆にトップ1を未見の人は、劇場版から入った方が

    トップをねらえ!&トップをねらえ2!合体劇場版 - ピアノ・ファイア
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    FFF 2006/11/15
    トップ合体劇場版
  • ロフトプラスワン 交響詩篇エウレカセブン非公式ナイトレポ - ピアノ・ファイア

    非公式イベントの発言なので、こういうのをログに残すのはホントは良くないかもしれません。 読む人も、「オフィシャルな発言ではない」という前提で読んで頂いた方がいいと思います。 出演者 司会:大塚ギチ、宮昌太朗 出演:京田知己 GUEST1:藤津亮太(『アニメージュ』担当記者)、志田英邦(『NEWTYPE』担当記者) GUEST2:水島精二、もりたけし、コヤマシゲト、瓶子修一 京田監督のコメント レントン=自分ではない。コンテ段階では佐藤大のイメージで。 監督という立場上、キャラには入り込めないらしい。 自分はエウレカの原作者だがプロデューサーじゃない。 エヴァの時の庵野秀明は、実はプロデューサーだったから何でもできた。 水島精二監督と一緒に「(自分達は)作家じゃない」発言。 作品じゃなくて商品を作るのが仕事。プロデューサーの言うことも素直に聞くタイプっぽい。 (私見)でも商業主義に誇りを持っ

    ロフトプラスワン 交響詩篇エウレカセブン非公式ナイトレポ - ピアノ・ファイア
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    FFF 2006/04/08
    1話しか見てないけど読んじゃった//セブン=虹のレインボー、なる程。
  • 萌えるサルまんの作り方 - ピアノ・ファイア

    id:Maybe-naさんにネタを振られたので……。 では、前から「萌え絵」について一度言ってみたかったことを、ひとつ吐き出してみましょう。 「萌えは、愛や好きと同じ意味の言葉である、ということは入口論で説明しましたね」 「ということは、萌える絵柄というのは“人に好かれる絵柄”、“人に愛される絵柄”だ、ということが言えますね」 「よく“萌え絵が嫌い”と仰る絵描きさんが居たりしますね。それは“人に好かれる絵柄が嫌い”ということなんでしょうか」 「そういう方には、頑張って人に好かれない絵柄を描き続けてほしいものですね。それも貫き通せれば立派でしょう」 まぁ詭弁は承知ですけども。「萌え」という言葉と真摯に向き合う程、こういう答えにならざるを得ない、と。 「萌え絵」の定義を、「萌えオタクに好かれる絵柄」とするのか、「万人に好かれる絵柄」とするのかの差なんですよね結局。 まぁ、ぶっちゃけて言ってしま

    萌えるサルまんの作り方 - ピアノ・ファイア
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    FFF 2006/02/21
    「人に好かれる絵柄が嫌い」デザインフェスタ崩れと言う単語が頭をよぎった
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