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2007年6月10日のブックマーク (2件)

  • 超映画批評『300<スリーハンドレッド>』90点(100点満点中)

    『300<スリーハンドレッド>』90点(100点満点中) 300 2007年6月9日(土)より、サロンパス ルーブル丸の内他全国超拡大ロードショー !! 2006年/アメリカ/117分/配給:ワーナー・ブラザーズ映画 特攻隊の真髄を完璧に表現 石原都知事の『俺は、君のためにこそ死ににいく』に加え、日系アメリカ人監督リサ・モリモトの『TOKKO-特攻-』など、最近は特攻隊をテーマにした映画の製作が相次いでいる。だが皮肉なことに、カミカゼ特攻隊とはまったく無関係の『300<スリーハンドレッド>』ほど、その歴史的意義を表現した映画はない。 紀元前480年、覇権国家ペルシア帝国はギリシャのいち都市国家スパルタを服従させるべく、使いを出した。しかし、スパルタのレオニダス王(ジェラルド・バトラー)はこれを拒否。迫りくるペルシアの大軍勢100万を、手勢わずか300で迎え撃つ覚悟を決める。 「シン・シティ

  • ロックロックこんにちは - 男の魂に火をつけろ! ~はてブロ地獄変~

    今日は6月9日、ロックの日であります。 というわけで、現代の文壇におきましてロックの最前線を行く作家である、深町秋生先生の『果てしなき渇き』が文庫化されましたので、ご紹介いたします。 果てしなき渇き (宝島社文庫) 作者: 深町秋生出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2007/06/01メディア: 文庫 クリック: 45回この商品を含むブログ (97件) を見る 2005年度「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した作は、元刑事の藤島が、失踪した娘・加奈子の行方を追ううちに無間地獄へ突入していくというストーリー。 強烈な痛みを感じさせる暴力描写、登場人物を突き動かす衝動の濃さと黒さ、1ページたりとも気の休まらない、読者の心に粗塩をすり込むような作品です。読書に癒しだの涙だのしか求めない人にはけしてお勧めできませんが、それ以外の方は必読。 藤島の行動を追う現在のパートと、三年前の少年の物語

    ロックロックこんにちは - 男の魂に火をつけろ! ~はてブロ地獄変~