(CNN) ドイツ南部にあるウィネンデン町の学校で現地時間の11日午前9時半ごろ、迷彩の戦闘服姿の男が侵入し、乱射、地元警察によると少なくとも10人が死亡、複数が負傷した。犠牲者の中には生徒多数が含まれる。 犯人は17歳の同校の元生徒とみられ、犯行後に逃走、警察がヘリコプターなどを出動させ、行方を追っている。 犯行の動機は不明。警察は同町を封鎖、犯人を捜索していた。 事件を受け、同学校の生徒は避難した。当時、約1000人が在校していた。学校は技術系で、中学校に相当するという。 凶器はライフル銃などで、複数の武器で武装していたとの情報がある。 人口が約2万8000人のウィネンデン町は、シュツットガルトから北東へ約20キロ離れている。 ドイツでは2002年4月、東部エアフルトの中高一貫校のギムナジウムで、短銃などで武装した男が乱入し、教師らに向かって銃を乱射し、教師14人と生徒2人