山形市山寺のJR仙山線で、雪の影響による停電で3日朝から立ち往生していた快速列車が、午後3時33分、山寺駅に向けて動き始めた。乗客約300人が約8時間にわたって閉じ込められていた。JR東日本仙台支社によると、現時点で乗客の健康状態に問題はないという。 現場は山寺駅と面白山高原駅の間で、午前7時40分ごろ、積雪の重みで倒れた木が架線に触れて停電。山形発仙台行き列車がストップした。車内の明かりや暖房も消えたが、周辺に道路はなく、ディーゼルの除雪作業車が飲料水や携帯カイロを届けた。枝が架線に絡んでいたことや雪の影響で、復旧作業に時間がかかったという。列車は山形方面に戻る形で運転を再開。仙台に向かう乗客は山寺駅でバスに乗り換える予定。
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