【7月14日 CNS】中国・湖北省(Hubei)で、有毒で常習性があるケシの実が「やみつきになる火鍋の特製スープ」の材料として使われ、レストランで提供されていたことが分かった。同省公安庁が発表した2018年の食品偽装にまつわる摘発・検挙についての報告で明らかになった。ケシの実は、アヘンやモルヒネの原材料になるものもある。 【編集部おすすめ】「大金払ってワンタン食べたあなたを探してます」 浙江・湖州 報告によると、湖北省襄陽市(Xiangyang)城北街にあるレストラン「鮮香魚」は、料理が評判で各地から客が訪れていた。2018年1月、地元警察はこの店について「変わった味だが、食べるとやみつきになってしまう」という通報を受け、直ちに捜査を開始。料理や火鍋の調味料などを湖北省検査検疫局の技術センターに送ったところ、有毒なケシの実の成分が検出された。 取り調べでレストラン経営者は、襄陽市高新区の調