選挙管理委員会の担当者に署名を手渡す市民グループのメンバー柴田智悦さん(左から2人目)=13日午後、横浜市 横浜市が誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート施設(IR)に反対する市民グループ「カジノの是非を決める横浜市民の会」は13日、誘致の賛否を問う住民投票条例の制定を求め、集めた約20万6千人分の署名を市内18区の選挙管理委員会に提出した。条例制定の請求に必要な約6万2千人分の3倍以上となった。 各区の選管は今後、提出された署名を選挙人名簿と照らし合わせ、有効かどうかを審査。法定数を満たしていれば、市長は条例案を市議会に提出する。 グループのメンバー柴田智悦さん(58)は「2カ月でこれだけの署名が集まった。市民の声として受け止めてほしい」と訴えた。。