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ブックマーク / note.com/akiranaito (1)

  • 「エリーゼのために」を深堀りしてみた|内藤 晃

    ベートーヴェン生誕250年。 今日は、誰もが知っている「エリーゼのために」についてちょっと語ってみたいと思います。 ベートーヴェンのあまたの名曲の中でも、この小曲がとりわけ有名になったのは、 (1)技術的にやさしく、 (2)印象的なタイトルを持ち、 (3)テーマの「ミレ♯ミレ♯ミ」の反復が耳にこびりついて、メロディーがとても覚えやすい ため、ピアノを習う子どもが弾く「はじめてのベートーヴェン」として最適だったからではないかと思います。 ですが、「エリーゼのために」は、もともと曲のタイトルではありませんでした。ベートーヴェンの死後、1867年に発見された未出版の小曲で、発見者はルートヴィヒ・ノールというベートーヴェン研究家。自筆譜に「エリーゼのために、4月27日」という献辞が添えられていて、その献辞がタイトルとして一人歩きを始めてしまったのです。 楽譜に献辞を記すというのは、とりたてて特別な

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