セルフに関するFXMCのブックマーク (12)

  • 富士見ハーレムラノベの系譜学 - とくめー雑記(ハーレム万歳)

    当は「ハーレム系作品史」でやるべき内容なんですが、時系列順でやってくといつ出せるのかわからないので、小出しで掲載しちゃいます。富士見書房のハーレムラノベについて。 ええ、たぶん、(だいぶ先に)ハーレム系作品史の企画でリライトすることになると思うので、その時の参考にご意見あったらお願いします。 ライトノベルレーベルで、ハーレム系一押しなのがMF文庫Jであることは確定でしょう。05年頃から、レーベル全体として統一的に美少女要素を前面に押し出し、型落ち作家の再生、新人作家の早期戦力化に成功。看板級では『ゼロの使い魔』が単独で突出する状況に、ようよう『僕は友達が少ない』を加えただけという非力さが残るものの、中堅級の陣容は非常に分厚く、続々とアニメ化作を輩出しています。もともとコバルト文庫と人脈的に近くラブコメの素養を持つ集英社スーパーダッシュ文庫や、“萌え”文化で先行した18禁方面の人材を使うこ

    富士見ハーレムラノベの系譜学 - とくめー雑記(ハーレム万歳)
    FXMC
    FXMC 2010/12/20
     二ノ宮くんつまんない、否定はしません。まぶらほってか築地もヒロインかわいくないの絵師で救われてるとか。ただ、どちらもラノベの美少女モノのスタンダードが確立される以前の話だってことは指摘しておきます。
  • 少年ガンガン20年史 - とくめー雑記(ハーレム万歳)

    が:少年ガンガン<名> 現スクウェア・エニックス(合併以前はエニックス)から発売されている少年誌。 驚異的というべき漫画家の育成能力を活かした、「鈍器」とすら呼称される分厚い誌面で知られている。 ゲーム部門が伝統的に集英社と縁が深いことからくる王道少年漫画路線と、90年代中頃に独自の地位を築いたサンデー的/少女漫画的なほのぼの路線の二つの路線を内包していて、両者の対立は、編集者及び漫画家の独立闘争にまで到った。ほか、ドラクエ4コマ劇場以来の「反逆の伝統」も特筆すべき作品傾向である。 代表的な連載作は『魔法陣グルグル』『鋼の錬金術師』。その歴史はこの2作を基準点として、グルグル以前のロト紋・パプワ時代、グルグル時代、両作品の中間期である月天時代、ハガレン時代、ハガレン以降の5期に分けられる。 ロト紋・パプワ時代 創刊時のガンガンの看板作は『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章』(91-97)。(

    少年ガンガン20年史 - とくめー雑記(ハーレム万歳)
    FXMC
    FXMC 2010/01/24
    94~95もグルグルのアニメ補正じゃないですか? 松崎前期後期、つまりハガレン時代とハガレン以降(でも乗り越えられてないよ)は、分けて論じてもよかったかもしれませんね
  • 『15×24』が売れない理由を一言で言おう。 - とくめー雑記(ハーレム万歳)

    新城カズマの『15×24』がライトノベル読者に受け入れられないたった一つの理由。 「ライトノベル」ではなく「ジュブナイル」だから。 「ジュブナイル。最近聞かない言葉ですね。ライトノベルとどう違うんですか? とくめーさんの定義だと」 「ジュブナイルってのは、80年代に流行った中高生向けの娯楽小説教育小説みたいなジャンルだ(追記:対象年齢は小学校高学年くらいからと言った方が正確かなあ)。眉村卓や新井素子といったSF畑の作家が手がけたもの(主に中心はハヤカワ)(訂正:むしろSFジュブナイルならむしろソノラマあたりをあげるべきか)と、赤川次郎や宗田理といった筆の早い一般小説作家が手がけたもの(主に中心は角川)の二系列がある。どっちも最近は、児童文学として再版されたりしてる。ハヤカワソノラマあたりの派手なガジェットに、角川のメディアミックス大好きな編集方針が合わさると、今のライトノベル業界に繋がる

    『15×24』が売れない理由を一言で言おう。 - とくめー雑記(ハーレム万歳)
    FXMC
    FXMC 2009/11/20
    20日22時:大幅に追記しました。 ↓JV44 いわれてみれば表紙も確かに「推薦図書」っぽい。ポプラ社とかから出てそう。 ↑homiya 「ライトノベル」はソノラマ全盛期にはまだなかった。後付で遡って呼ぶことはあるけど
  • 碇シンジでは夜神月は止められない。だが―― - とくめー雑記(ハーレム万歳)

    21日付エントリで、私は、90年代的「萌えオタのルール」「セカイ系のルール」と00年代的「中二病のルール」を、図表化して対比してみました。 どういう「意味」を持つのか整理できてない、と21日には書いたけれど、こうやって図にしてみると、多少いろいろなものが見えてきます。それをちょろっと書いてみましょう。 『ゼロ年代の想像力』のテーマに対する、とくめーの回答みたいなエントリになってしまいました。 90年代的なものとゼロ年代的なものを比較する(09,06/22版) 90年代的作品の傾向 ゼロ年代的作品の傾向 ムーヴメント 90年代葉鍵系ブーム 90年代セカイ系ブーム 00年代異能バトル系諸作品 原風景 能天気な80年代 バカ騒ぎのバブル バカ騒ぎのバブル 暗い90年代 暗い90年代 空虚な00年代 ベースとなった文化 サンデー・少女漫画 アニメ・ブンガク ジャンプ・新格 ファンの世代 オタク

    碇シンジでは夜神月は止められない。だが―― - とくめー雑記(ハーレム万歳)
    FXMC
    FXMC 2009/06/26
    >しんのすけと夜神月の戦いイライラしますねw でも、二つの極論の食い違いをよくあらわした対比 >lisagasu何かの間違いで盛り上がるのがいい同意。>IvanIvanobitchデスノは松田だけ「世界」の外。祐巳や野原家もきっとそう
  • 90年代的傾向とゼロ年代的傾向を比較する - とくめー雑記(ハーレム万歳)

    前回書いた、90年代とゼロ年代の主人公像の話をもっと普遍化して―― 葉鍵系に代表される90年代美少女ゲームブームから派生した「90年代的な作品群」と、新格ブームを原点とすると思われる「ゼロ年代の作品群」の全般的な傾向を図表化して比較対象してみました。 ここでは仮に「90年代的」「ゼロ年代的」という表現を使っていますが、これはあくまでほかに言いようがないゆえの便宜上の表現であって、2008年〜09年においても、電撃の『とらドラ』、ジャンプの『To Loveる』など、「90年代的傾向」を持つ作品は十分な成功を収めています。 その一方で、たとえば『ラブひな』と『ネギま!』の差異を鑑みるに、「普通の主人公から特異な主人公へ」「情報量の抑制から情報量の過剰へ」「ご都合主義から厨設定へ」などといった傾向は確かに存在していると思います(人命軽視の流れまで受け入れなかったのは良識でしょう)。 こういう傾

    90年代的傾向とゼロ年代的傾向を比較する - とくめー雑記(ハーレム万歳)
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    FXMC 2009/06/22
    セカイ系についても言及する形で表を更新してみました。
  • ジュブナイルポルノの葉鍵系以前/以後 - とくめー雑記(ハーレム万歳)

    今月中に書く(絶対書くぞ!)ハーレム系作品史・葉鍵系時代の準備稿みたいなもの。その2。 「ハーレム系作品史」を書くために「葉鍵系時代」の意義を考えている。 アレが変えたのはなんなのか、というあたりだ。事実認識(ルビ:である)を三段跳びで跳び越えて理念(ルビ:べき)を語っちゃう田さんみたいにならずに、葉鍵系とはなんだったのか、その前後でなにが変わったのか、という「である」の部分をきっちりまとめなければならないと思う。 それとは別に、ジュブナイルポルノの中で「竹内けん」という作家の特殊な位置づけについても考えている。あの人、ハーレム関連のスレとかでの評判があまりよろしくない。編集の反対を押し切って『ハーレムキャッスル』をヒットさせ、二次元ドリーム文庫をハーレム路線に引きずり込んだ大恩人なのに。 おそらく、この二つの問題は強く関連しているように思う。 前史としての『同級生』シリーズから、リーフ

    ジュブナイルポルノの葉鍵系以前/以後 - とくめー雑記(ハーレム万歳)
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    FXMC 2009/05/24
    このくらいの押しがないと既存のルールとケンカはできないんでしょう。先駆者は未来を読んで空気を読まない。
  • オタクの本当の危機 - とくめー雑記(ハーレム万歳)

    近年のライトノベルってかオタク文化全体の状況として、当にヤバいのはコンテンツの消費速度の加速だと思うのですよ。 ゴジラは50年保つコンテンツだったわけじゃないですか。ウルトラマンやライダーもこのままいけば50年くらいもちますよね。ガンダムは既に30年オタクの共通認識であり続けてる。 そういう神話世界の人たちを挙げなくても、第三世代オタクの一部はエヴァで10年以上遊んでいます。Kanonが今年で10年ですか。あかほりが関わったものでいえば、サクラ大戦が「10年戦えるコンテンツ」ですな。 ……いまの作品に、それだけの力があるのがいくつあるかな。あるいは、今の世代のオタク、第四世代の人たちが、一つの作品の記憶を10年も大事に抱えていられるかな。萌えキャラは量産されてますが、10年はちと厳しいにしても、5年付き合える娘さんはどんだけいます? 10年どころか、1年、半年で(つまりコミケごとに)、業

    オタクの本当の危機 - とくめー雑記(ハーレム万歳)
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    FXMC 2009/05/17
    狭い範囲しか見えてないわけじゃなくて狭い範囲の話しかしてないのね。一応スタートがあかほりさんの話なんで。
  • 撤収撤収 - とくめー雑記(ハーレム万歳)

    ライトノベル論壇な方々に御意見申し上げた件に関しては、発端となった(らしい)方がさっそく日和って、やっぱり私は一人です。この立ち回りのダメダメさこそがとくめーです。既に言うべきことは言い尽くしていて、あとはあちら側がどうするかというだけの問題ですので、そろそろ撤収の時でしょう。 【悪役】たるもの、逃げ足だけは速くないといけませんからな。 酔い潰れかけて地球人に介抱されたり、ゴミ拾いに精を出したりする征服組織の幹部はダメすぎます! 追記 こういうことがあると、今はなきロリの人を思い出す。 別に言ってることが正しいと思ってたわけではないし、正直絡み癖は自分が絡まれたわけでもないのに陶しく思うこともあったけれど、少なくとも私なんぞよりは数倍「無視できない妙な存在感」があったし、発言は危なっかしいくらいに熱かったし、馴れ合って筋を曲げたりしないという点では信用できた。あれと同じことは、ぼくにはと

    撤収撤収 - とくめー雑記(ハーレム万歳)
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    FXMC 2009/02/04
    論壇嫌いだけど、別に反論壇閥の頭目になりたいわけでもないので。ラノベ専業でもない保管庫管理人だし。外様として牽制できればそれでよし。
  • ライトノベル論壇杯 - とくめー雑記(ハーレム万歳)

    ライトノベルサイト杯とやらの新しい結果が出たということを、以前の記事へのトラバの通知で知った。 ご新規様部門は、まず、トップがロミオ(笑。2位がなんかラノベサイトをネタにしたとかいう『俺の妹が(ry』で4位が『ラノベ部』で6位が『ばけらの』と内輪受け。 既存はライトノベル論壇の方々がモーレツプッシュしてる(らしい。よく知らない)『ピアノソナタ』と『文学少女』の一位二位。 まあ、そんなもんでしょう。ライトノベルサイト杯ってのは、つまるところ【ライトノベル論壇杯】なわけで。彼らはもともと中二病と内輪受けじみたネタが好きな人たちの集まりで、大手サイトの影響力がそれを加速したというだけのこと。 私のように「論壇外」のサイト主や、サイト持ちでない一般読者、さらにラノベ原作アニメだけ見てる人たちなんてのはまったく参加してない、論壇の方々による論壇のための賞で、これを一般化することは論壇の方々が主催して

    ライトノベル論壇杯 - とくめー雑記(ハーレム万歳)
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    FXMC 2009/02/03
    先行したコアな人たちの内輪のぬるさを許容すると、新規の人が"ぬるい道"を選びづらくなる。上下分離の先例参照。大半の"下"は声を挙げず去っていきます。
  • 萌えとコードとゲームの話 - とくめー雑記(ハーレム万歳)

    2ch(Pinkちゃんねる)のハーレム系スレッドでもっとも進まないスレといえば、エロ漫画小説板の『主人公がモテモテな小説漫画』スレ。02年3月にスレが立ってから書き込みが544。最終書き込みが08年7月(しかも宣伝)という、それはそれは絶望的な過疎スレである。 エロ漫画小説板の割にはわりと節操なく非エロも紹介されてて(過疎スレですから)、久方ぶりに読み返してみると『かんなぎ』などという作品名がある。 なるほど。やはりあの作品はそういう風に受け取られていたらしい。 ……これはアレですか、とくめーに語れという、見えざるピンクのユニコーンあたりの思し召しでしょうか。 えー、ここんとこ半年〜1年に1件くらいのペースで起きてる「寝取られ祭り」が、また開催中なんだそうで。今回、焦点になったのは、『かんなぎ』とかいう作品のヒロイン、ナギに、かつて恋人がいて、主人公クンよりそっちを選ぶという新展開。アニ

    萌えとコードとゲームの話 - とくめー雑記(ハーレム万歳)
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    FXMC 2008/12/06
    ちょっと露骨すぎたかもしれません。まあ内容自体はいつも言ってることの繰り返し
  • ハーレム系作品史 1991 GS美神 極楽大作戦!! - とくめー雑記(ハーレム万歳)

    前回紹介作の『うる星やつら』が実際にはハーレム作品ではないという結論だったので、今回がハーレム系作品史の事実上の編第1回ということになります。なにを語るかといえば、『うる星』路線をかなり強く継承した作品である『GS美神』です。連載開始は91年でOVA『天地無用! 魎皇鬼』(92-)よりわずかに早い。だからといって、『GS美神』を「いちばん最初のハーレム作品」に認定するつもりはありません。ってーのは、『GS美神』がハーレム系の方向性を示すのは中盤以降、92年になってからの話だからです。 もともと、椎名高志は「短編の名手」として漫画界にデビューしました。その頃の作品は『(有)椎名百貨店』の名でまとめられています。GS美神の初期エピソードも、『椎名百貨店』に、あるいは『うる星やつら』に近い“短編連作”形式です。 諸星あたる系列のスケベキャラである横島忠夫が、ボディコンイケイケ霊能力者美神令子の

    ハーレム系作品史 1991 GS美神 極楽大作戦!! - とくめー雑記(ハーレム万歳)
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    FXMC 2008/10/24
    個人的にはハーレムの定義は男女比より関係性。『女神さま』はサブのコとフラグが立たないって理由でアウト。フラグが立たないうる星や女神さま、フラグは立つがそこまでのGSと、そういう発展を見てるわけ
  • 懐かしい話が蒸し返されてる - とくめー雑記(ハーレム万歳)

    ども、1年くらい前、アンチ大森を高らかに叫んだとくめーです。懐かしいなあ。 「ダヴィンチ4月号ライトノベル特集」感想(平和の温故知新) 前島氏の自決について思う(架空力学のセカイ) ヌルいラノベサイト界隈は決起するべき(略)に対する返答(平和) 君はライトノベルのために死ねるか(架空力学) ヌルいライトノベルサイトであり続ける、ということ(平和) いや、この件ね。 っつーても、SFと旧SF系諸分野の搾取の構造と潜在的対立ってのは、かれこれ30年続いてきて、桜島のように吹いたり収まったりしてる代物だから、今年はSF(大森)−ラノベで前島とかいう人がやった、去年はそれをSF(大森)−ラノベでとくめーとかいう奴がやった、10年前にはSF(大森)−サイファイ(笑)で梅原克文がやった、30年前にはSF(高千穂)−ガンダムで高千穂があっちがケンカ売ってきた、そーゆー繰り返しのイベントでしかないんす。大

    懐かしい話が蒸し返されてる - とくめー雑記(ハーレム万歳)
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    FXMC 2008/03/13
     SF対周辺ジャンルの抗争史に興味のある人は、雑記の長文タグのAで始まるナンバーの記事も参考になるかも
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