米XenSourceは18日(米国時間)、オープンソース版の仮想化ハイパーバイザシステム「Xen 3.1」をリリースした。Xenに対応したLinuxカーネル2.6.18を含むバイナリパッケージは、Red Hat Enterprise Linux 4.5と5.0、openSUSE 10に対応したRPMのほか、汎用のtar形式で提供される。 今回のリリースでは、遠隔操作やゲストOSを管理するための「Xen Management API」(XenAPI)がバージョン1.0に到達。仮想マシン用にXML形式の設定ファイルを利用できるようになるなど、機能が整備された。64bit OSで稼働するXenの上で、物理アドレス拡張 / 準仮想化に対応した32bit仮想マシンを動作させることも可能になった。
皆さんは、JSR-277として提案されている「Java Module System」をご存知だろうか。Java 7に導入される予定の仕様であり、ドラフトがこちらのサイトで公開されている。 Java SE 7では、広範にわたって様々な変更が行われると考えられており、その変化の度合いはJ2SE 5.0を上回る可能性があると指摘されているほどだ。なかでもJava Module SystemはJavaプログラムのパッケージング、配布、実行の方法を根本から変えてしまう可能性のある、魅力的な仕様だ。今回その詳細について調査を行ったので、レポートしたいと思う。なお、本稿はEarly Draftバージョンを基にしているので、正式リリースまでに仕様変更が生じる可能性がある。この点はあらかじめご容赦いただきたい。 Java Module Systemが解決しようとしている問題は以下のようなものだ。 使用してい
Java Module Systemとは Java SE 7における重要な機能強化のひとつとしてモジュラリティのサポートが挙げられている。その核となるのが「JSR 294: Java Language Modularity Support with Superpackage」と「JSR 277: Java Module System」の2つのJSRである。両者はお互いに密接に関係しているが、区分としてはJSR 294が「開発時のモジュラリティ」、JSR 277が「配付時のモジュラリティ」を提供するものという位置づけになっている。 このうち、JSR 294についてはJavaOneレポートでテクニカルセッションの様子を紹介したので、そちらを参照していただきたい。今回はJava Module Systemについて紹介したいと思う。 現在、Javaアプリケーションの配布にはJAR(Java ARc
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く