規制緩和などを通じて産業の強化や地域活性化を目指す「総合特区」。その中に「ロボット」を冠した特区がある。神奈川県で実施している「さがみロボット産業特区」がそれだ。神奈川県と県中央部の自治体が参加した特区で、住民の生活を支援するロボットの実用化と普及を目指している。 写真:人型コミュニケーションロボット「PALRO(パルロ)」(富士ソフト株式会社)。介護予防のための認知機能・身体機能の向上に寄与する運動プログラムを搭載した。 地域に閉じることなく エコシステムを創生 さがみロボット産業特区が対象とするエリアは、相模原市、平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、厚木市、大和市、伊勢原市、海老名市、座間市、綾瀬市、寒川町、愛川町の10市2町。県内中央部を南北に走る「さがみ縦貫道路」の沿線地域でもあり、「さがみ」の名称を付けた。 この、さがみロボット産業特区の特徴は、「生活支援」のためのロボットを、「実用化」す
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