はじめに 2020年末のDXレポート2公開後(参考記事)、多くの企業がテクノロジーを活用した社内の業務の効率化だけではなく、顧客向けに価値創造をするためにテクノロジーを活用するようになってきています。単なる効率化だけではなく、ビジネスモデル自体をまさに変革しようとしている企業が出てきていると言えます。 一方で、「テクノロジーを活用する」ことに意識が引っ張られてしまい、内発的動機で何かを進めようとするインサイド・アウトな思考に陥ってしまうことも多々あります。スタートアップの生存率は、創業から5年後は15.0%と言われていることから、ビジネスアイデアの生存率はそれより低い可能性があります。超大企業であれば、10回打てばなんとかなるという考え方もできるかと思いますが、そういった企業はごく僅かでしょう。 リーンスタートアップを含めて新規事業の立ち上げを考えるフレームワークはいくつかありますが、新規
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