米オラクルは2011年3月22日(現地時間)、米インテル製プロセッサ「Itanium」向けの、すべてのソフトウエア開発を終了すると発表した。既に販売しているItanium向けのソフトに関しては、販売とサポートを継続する。 オラクルはItanium向けソフトの開発を終了する理由について明言していないが、代わりに「インテルの経営陣はx86系プロセッサに注力し、Itaniumは製品寿命を迎えつつあることを明らかにした」ことをプレスリリース中で触れている。 さらにオラクルは、「米マイクロソフトや米レッドハットも既にItanium向けのソフト開発を終了している」こともプレスリリースに記載した。自社の判断が業界内で特別でないことを印象付ける狙いがあるとみられる。