キリスト教系新宗教「エホバの証人」などの元2世信者らでつくる「宗教2世問題ネットワーク」は4日、東京都内で記者会見を開いた。エホバの証人が全国各地で開催する大会について、児童が参加を強制されているなどとして「児童虐待が継続されている可能性が極めて高い」と指摘した。各自治体などに、国のガイドラインに示されているような児童虐待を行わないことを教団に求めるよう要望するという。 国のガイドラインでは、本人の意思に反して宗教活動を強制することや、児童の就学や日常生活に支障が出る可能性がある時間帯まで宗教活動への参加を強制する行為は、児童虐待にあたるとしている。 同ネットワークは、教団が今年6~10月に開いた大会について、開催予定日に平日も含まれていることや、開催時間が1日7~8時間に及ぶことから、「2世らが学校を休み、参加を強制させられる懸念がある」と指摘。今年6月に、本人の意思に反して児童が参加を