ブックマーク / okrafly.hatenablog.com (2)

  • 『君たちはどう生きるか』感想:傲慢に描く「物語についての物語」 - フライング・オクラ・フライ

    正直「ジブリまでメタフィクションかよ、もうお腹いっぱいだよ。自伝ならPTAの『リコリス・ピザ』みたいな素直な情景にしてくれよ。ってそれ『風立ちぬ』か。じゃあもういいじゃん」というのはありつつ、作品自体はかなり面白かったので感想。 プロット概要 母を火災で失った主人公・眞人は疎開先の屋敷で新しい母親・夏子と出会うが、彼女と周囲の環境を拒絶し石で自分の頭を自傷する。 そんな中、眞人は喋る青鷺に出会う。消えた夏子を追い、大叔父が建てたという古塔から青鷺に導かれ、死の世界らしき奇妙な島に移動する。魔法的に火を扱う少女ヒミと共に、眞人は夏子を連れ戻すために古塔に侵入する。塔は眞人の世界と共通のものであり、党はまた他の世界へつながっている。 塔の産屋で夏子を見つけた眞人は内部に侵入して彼女を連れ戻そうとし、その苦闘の中で初めて彼女を母として呼ぶ。奪取の試みに失敗し、島の捕者であるインコに捉えられたヒ

    『君たちはどう生きるか』感想:傲慢に描く「物語についての物語」 - フライング・オクラ・フライ
    FliedOkra
    FliedOkra 2023/07/17
  • シン・エヴァンゲリオン劇場版視聴後感想:終わらなければならなかったエヴァ、あるいは成熟と劇画オバQ - フライング・オクラ・フライ

    シン・エヴァを見た。 自分はエヴァTVシリーズが公開された翌年の1996年に生まれた、所謂Z世代の端くれなのでエヴァ視聴者としてはおそらく最も若い部類に入る。 中学時代に友達の家にあった貞エヴァを読み、そこからTVシリーズ、旧劇、新劇と履修していった。劇場で見た体験としてはQがはじめてだった。 アニメシリーズも旧劇も新劇も、繰り返し見た作品の方が少ないのでエヴァ自体にさほど思い入れがあるかと言われるとそういうわけではないかもしれないが、lain、ガンダム、イデオンと進んだ自分のアニメ趣味の端緒となる程度には大きな存在ではあった。(エヴァから遡及的にカルト的なアニメを消費していくのは自分のようなZ世代周辺の人間にとっておそらく割と一般的な様式であるように思う) 映画を見た直後の率直な感想としては、あれだけナイーブな視聴者のアイデンティティを投射されてカルト的なものとして消費されてきたエヴ

    シン・エヴァンゲリオン劇場版視聴後感想:終わらなければならなかったエヴァ、あるいは成熟と劇画オバQ - フライング・オクラ・フライ
    FliedOkra
    FliedOkra 2021/03/18
    書きました。オバQは別にシャレではない
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