人気ゲームアプリ「ポケモンGO」のブームに広島市が頭を悩ませている。市が管理する「平和記念公園」にゲームのプレイヤーが多数集まり、市民らから「異様な雰囲気」といった苦情が数多く寄せられているためだ。 さらには、「原爆ドーム」に設定されたゲーム内施設に、不謹慎なニックネームを付けたモンスターが配置されたとの情報もネット上で拡散している。市緑政課の担当者は2016年7月28日、J-CASTニュースの取材に「仮に事実であるとすれば、許されがたい行為」と答えた。 深夜になっても多くの若者が公園内に 平和記念公園内には、ゲーム内のアイテムを入手できる「ポケストップ」が、原爆死没者慰霊碑など約30か所に設置されている。また、「原爆ドーム」と「原爆の子の像」、「祈りの泉」の3か所は、ポケモン同士を対戦させる「ジム」に登録されている。 市緑政課の担当者は、「アプリの配信以降、ゲームだけを目的としたプレイヤ