確か森嶋通夫先生が「なぜ日本は没落するのか」で「日本のエリートには以前はマックス・ウェーバー的なエートス(倫理観)があった。しかし現在そのようなエートスがエリートたちから失われてしまった。だから日本は没落するのだ」と言う様な事を書いていましたね。 確かに政治家、財界人にはそのようなエートスは今やなくなってしまっていますね。 もっとも彼ら政治家・財界人もかつては農民だった普通の日本人が戦後の急成長でのし上がった人たちがほとんどのはずなので、にわかに身に付けたエートスを棄ててもとの普通の日本人のエートスに戻ってしまっただけなのかもしれないですが(^^; それからウェーバーの「プロテスタンティズム・・・」は日本最大の読書会と称する猫町倶楽部の聖書を課題本にした読書会の事前レクチャーで宗教社会学者の橋爪大三郎さんが好意的に紹介していましたね。 橋爪さんはルーテル派のクリスチャンなので、いまだに思い
![ウェーバー歴史観はほんの30年前までは生きていたんだが - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/481fdcfe19bd0c0dbe46177140e02a4642fe047d/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Feulabourlaw.cocolog-nifty.com%2F.shared-pleasy%2Fnifty_managed%2Fimages%2Fweb%2Fogp%2Fdefault.png)