元々オカルト関連にまつわる話では、「召喚した悪魔を使役する際に『その悪魔の真の名前(TrueName)』を使用する/呼びかける」と言うものが有ります その際真の名前を使用できなければ、良くて召喚失敗、悪いとそのまま喚び出した悪魔に取り殺される、と言うモノであった様です 逆に、召喚に成功する(真の名前を使用/呼びかけられる)と、その悪魔は召喚主に使役される訳です 言ってみれば自由を奪われる訳ですね 「Named Magic」と呼ばれる物ですが、この思想自体は世界各地に散見されます 日本においても、平安時代などでは(特に女性は)「自分の名前を知る人間(教えてもいい人間)」は自分の血縁以外だと「背の君」、すなわち夫となる人物のみに限られる風習もありました (清少納言は本名ではなく、単に「清原さんの所の少納言(階級)」の意味程度。書物によっては「清原元輔女(きよはらのもとすけのむすめ)」としか書か