按分できるものとできないもの 具体的にどのような費用が按分によって経費計上できるのか、下記にまとめます。 家賃 按分できる経費としてもっとも代表的なもののひとつが「家賃」です。 経費の勘定科目は「地代家賃」となります。 家賃はおもに「面積(㎡)」で、事業用にどれくらいのスペースを使っているかで按分します。 たとえば、30㎡(平方メートル)の賃貸マンションに住んでいる場合を考えてみます。 このうち、パソコンやプリンタなどを置いている事業用のスペースが9㎡程度なら、「9㎡ ÷ 30㎡ * 100 = 30%」という計算になります。 つまり、家全体の30%を事業用のスペースに使っているので、家賃も全体の30%を経費にしてもよいという考え方です。 家賃が9万円なら、その30%に相当する3万円を「地代家賃」という経費に計上できます。 持ち家の場合は経費が異なる 賃貸ではなく、持ち家の場合も家事按分に