パナマ市近郊でパナマ運河の閘門を通過する船(2023年4月24日撮影)。(c)Luis ACOSTA / AFP 【4月26日 AFP】パナマ当局は水不足の影響で、太平洋と大西洋を結ぶパナマ運河(Panama Canal)の通航を制限せざるを得なくなっている。 パナマ運河庁(ACP)は今年の渇水期に既に5回、大型船舶の通航を制限している。パナマ運河は世界の海上交通の約6%を占めており、航行する船舶の大半は米国、中国、日本のものだ。 パナマ運河は海抜26メートルの人造湖ガトゥン湖(Lake Gatun)を頂点とし、閘門(こうもん、ロック)で仕切られた閘門式運河。船1隻が航行するたびに2億リットルの淡水が海洋に流れ込む。この水源となっているのが、コロン(Colon)にあるガトゥン湖と、同じく人造湖のアラフエラ湖(Lake Alhajuela)だ。 だが、いずれの人造湖も降水量不足で部分的に干上
![パナマ運河、水不足で通航制限](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/08976874eee06e555158309bab6b7fb311ca6eef/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Ff%2Fb%2F1000x%2Fimg_fb4b7bb0611de7ddbc71364898d2bf2a160546.jpg)