前回はカメラを使って写真を撮るところまで説明した。今回は、この写真を表示するところから始めよう。 UIImageとUIImageView UIImagePickerControllerを使った写真の撮影が終了すると、デリゲートメソッドであるimagePickerController:didFinishPickingImage:editingInfo:が、呼び出される。このメソッドの第二引数として、UIImageというクラスのオブジェクトが渡ってくる。これが、撮影した写真を表すクラスになる。 ただし、この第二引数として渡されてくるUIImageは、写真撮影後にクロップなどの編集が行われた後のデータであることに注意してほしい。つまり、撮影時に画面に映っていた画像そのものになるが、実際に撮影されたオリジナルのデータではない。画像サイズも、320 x 320とスクリーンサイズにあったものになってい