2018.01.09 09:00 マスであるほど語られにくい少女向けカルチャー、その先に/『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』著者・嵯峨景子インタビュー 『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』(彩流社・2016)の著者で、社会学者の嵯峨景子さんに少女小説の「今」について聞くインタビュー最終回。嵯峨さんは、少女向けカルチャーの中に、「マスなコンテンツほど語られにくい」という傾向を見出しているそうです。だからこそ、表立って語られづらい少女小説の世界に、今後も探求と考察の目を向けていきたいと語る嵯峨さん。今持っている問題意識と、今後の課題についてお聞きしました。 ・そろそろ、「少女小説」について語り始めよう/『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』著者・嵯峨景子インタビュー ・20代以上が読む「姫嫁」もの、10代に刺さった『告白予行演習』/『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』著者・嵯峨景子インタビュー