こんにちは、しーたか(@s_sakearchive)です 今回は『荒井屋 万国橋店』にやってきました。 馬車道駅から徒歩1分。まさに文明開花の地横浜らしいロケーションですね。 『荒井屋』と言えば『太田なわのれん』『じゃのめや』と並ぶ3大牛鍋店のひとつ、創業はなんと明治28年の超老舗です。全国的な知名度はわかりませんが、ハマっ子なら誰でも一度はお世話になるお店です。 明治時代以降に広まった欧米の食文化のなかでも、とりわけ肉食の文化は大きなインパクトがありました。 当時は「士農工商、老若男女、賢愚貧富おしなべて牛鍋食わねば開花不進奴(ひらけぬやつ)」なんて言われているぐらいですから、猫も杓子も牛鍋、牛鍋。空前の牛鍋ブームだったそうです。 そんな時代も過ぎ去り「牛鍋」という料理はマイナーなポジションに落ち着いたわけですが、今食べても、昔の記憶を辿るような懐かしさ、文明開化の高揚感を感じられるよう