この写真はかなり重症だが、湿度が高いとカビは菌糸を伸ばし始める。また伸びた菌糸を餌としてダニが発生することも珍しくない コレクションが目的なら話は別だが、写真を撮るための道具として愛機と長く付き合うなら、保管方法にも気を使いたい。 カメラ・レンズの大敵は"カビ" カメラやレンズを保管するうえで、いちばん多いトラブルはカビの発生だ。一般に「カビが生える」と言われるが、これは植物の種に当たる胞子から菌糸と呼ばれる芽が出た状態を指す。少しくらいのカビなら撮影に影響を及ぼさないが、カビは生き物なので放っておくと繁殖し、やがてレンズ全面を覆ってしまう。またレンズだけでなくカメラのミラーやファインダーのプリズムに生えることもある。 カビを発見したら、すぐに専門家にクリーニングを依頼すること。時間が経つとレンズ表面に生えた菌糸がガラスを侵食、クリーニングしてもカビ跡が残ってしまう。ただしレンズ内側に生え
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