今日のマクロレンズ(オートベローズロッコール) 2002年01月23日 1977年の写真工業別冊「マクロ撮影と顕微鏡写真」という雑誌を見ると、各メーカーのマクロレンズが一覧できる。当時は1/2まではヘリコイド付きのマクロレンズ、等倍以上はベローズを使うのが普通であったことがわかる。各メーカーともベローズ専用のヘリコイドのないマクロレンズを生産していた。当時のベローズ用のマクロレンズは絞りが自動絞りになっているものが多かったが、ベローズの方はたいていダブルレリーズで絞りを絞り込んでシャッター を切る仕組みになっていた。コピースタンドなどにカメラを固定して撮影することを想定した作りである。 これだと野外でははなはだ使いにくい。シャッターを切ったら絞りが絞り込まれる仕組みでないと、動き回る昆虫の撮影は難しい。そんな中で日本ではミノルタが唯一、完全自動絞りのベローズを生産していた。自動絞りのきくレ
![今日のマクロレンズ(オートベローズロッコール) - 海野和男のデジタル昆虫記 - 緑のgoo](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0ad8c64ac68e0a2c9d522ee9b9b056e271d49d37/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgreen.xgoo.jp%2Fcdn%2Flife%2Funno%2Fdiary%2Fimage%2F200201%2F1011741433.jpg)