[東京 8日 ロイター] グリー3632.Tは8日、日本と中国のゲームソフトメーカーに出資すると発表した。交流サイト(SNS)ゲーム「GREE」のコンテンツを拡充させる。さらに韓国の通信会社SKテレコム017670.KSとも業務提携し、同国での需要拡大をめざす。いずれもスマートフォンを通じた世界展開の一環で、アジア戦略を加速する。 8月中に、日本においてゲーム開発のケイブ3760.OSの第三者割当増資を引き受けて5.3%を出資するとともに、中国を拠点とするソフト開発会社「アルチゼンゲームス(所在地:英領ヴァージン諸島)」にも5.1%を出資する。 ケイブが発行する新株1178株を、1株あたり14万9855円で引き受ける。これによりグリーは議決権の5.73%を保有する第2株主になる。払込日は8月24日。ケイブは諸費用を差し引いて1億6907万円を調達し、GREE向けゲームの開発費用などに充て