バイク磨きが好きで得意なライダーにも、外装は磨いてもカウルやカバーの内側は手つかずという人もいます。逆に見た目はそれなりだけど、エンジンや足周りは驚くほど入念に磨き上げているライダーもいます。エンジンの汚れの中でも、ドライブスプロケット周辺に堆積したチェーンルブの汚れは頑固で面倒ですが、小排気量車のエンジンならフレームから降ろして丸洗いするのも一つの手段です。 洗浄なしでのチェーンルブ重ね吹きが汚れの堆積につながる 半世紀前のバイクであることを思えば、エンジン右側だけを見る分には年式相応の汚れ具合だが、左側のスプロケットカバーを外すとコテコテの油汚れが堆積してタイトル画像のような状態になっていた。ドライブチェーンを洗浄せず注油だけを重ねてきたトレールモデルで林道ツーリングを楽しんでいるバイクだと、ドライブスプロケット周りがドロドロになっている車両は珍しくない。 スプロケット周辺だけでなくク