夜間はマイナス100度になる過酷な環境…中国の火星探査車「祝融号」嵐のせいで休眠モードに2022.05.28 21:0042,234 Isaac Schultz - Gizmodo US [原文] ( たもり ) 春だけど、冬眠します。 中国の探査車「祝融号」は現在、火星の嵐が過ぎるのを待つため休眠モードに入っていると中国の国営メディアが報じています。活動再開は2022年末頃になる見込みです。 祝融号は1年前の5月に火星に着陸し、それからユートピア平原と呼ばれる溶岩流によってできた広大な平原で動画とオーディオを記録していました。ちなみにNASAの探査機「パーサヴィアランス」からは1,000マイル(約1,610km)以上も離れているそう。 祝融号のミッションは当初たった90日間の予定でしたが、今も火星の地表と大気の研究を続けています。この探査車は2021年9月にも休眠状態になっていました。地