日本やアメリカの天文台などがハワイ島の山頂で計画を進めている世界最大の望遠鏡の建設をめぐり地元の先住民ら2000人が「神聖な場所だ」として抗議デモを行い、これまでに30人以上が一時、身柄を拘束されました。抗議デモはその後も続き、建設工事が始められない事態となっています。 地元メディアなどによりますとこの望遠鏡の建設をめぐり今月15日から先住民らが「神聖な場所だ」として道路を封鎖するなど抗議デモを行いこれまでに30人以上が、一時、警察に身柄を拘束されたということです。 抗議デモはその後も続き、参加者も2000人ほどに増えていて建設が始められない事態となっています。 これについてハワイ州のイゲ知事は17日、会見でデモの参加者は違法に道路を占拠し、危険な状態だとしたうえで、安全に建設が始められるよう対応すると述べました。 世界最大の望遠鏡の建設は、当初、2015年に始まる予定でしたが、先住民らが
![世界最大の望遠鏡 先住民のデモで建設始められず ハワイ島 | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1e00156d98b68e6020c12edd9ed2415196e63183/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fimg%2Ffb_futa16_600px.png)