2002年2月、ニューヨーク証券取引所で始業ベルを鳴らすアシモ。左はホンダの吉野浩行社長(当時)(ロイター=共同) ホンダが2000年に初代モデルを発表し、日本の技術力の象徴となった人型ロボット「ASIMO(アシモ)」が31日引退する。東京・南青山のホンダ本社ショールームなどでほぼ毎日披露してきた走る動作やダンスの実演を同日終了する。ショールームには連日、名残を惜しむファンや親子連れが訪れている。 現行モデルのアシモは11年の登場から10年以上経過した。ホンダは昨年9月、遠隔地から自分の代わりとして動かす「アバター(分身)ロボット」の開発に今後力を入れると発表したこともあり、アシモは一定の役割を終えたと判断した。
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