東京 八王子市の病院で、金庫に保管されていた現金のうち100万円を着服したとして、50歳の元職員が業務上横領の疑いで逮捕されました。 警視庁は、これまでに合わせておよそ1億9000万円を着服し、アクセサリーの購入などにあてていたとみて調べています。 逮捕されたのは、八王子市の医療法人財団が運営する「相武病院」の元職員、青柳好美容疑者(50)です。 警視庁によりますと、去年4月、病院の金庫に保管されていた現金のうち100万円を不正に持ち出して着服したとして、業務上横領の疑いが持たれています。 元職員は6年間にわたって病院の経理を1人で担当していて、患者から支払われた治療費などを集計する際、会計ソフトに実際よりも少ない金額を入力し、差額分の現金を持ち出す手口を繰り返していた疑いがあるということです。 病院の内部調査で不正が発覚し、去年5月に懲戒解雇されていました。 調べに対し、容疑を認めている