刑法犯全体の認知件数がもっとも多かったのは東京都で、8万2,764件でした。続いて2位が大阪府で6万8,351件、3位が埼玉県で4万4,485件という結果となっています。こちらはいずれも昨年同様の順位となっています。 ただし、人口の多い都市部で犯罪の件数が多くなるのはある意味当然で、これだけで治安の善し悪しを判断することはできません。 そこで各都道府県の人口を考慮して犯罪遭遇率を計算してみました。 こちらでは1位は大阪府で129人に1人の割合で犯罪に遭遇しているという結果となりました。続く第2位は兵庫県で162人に1人。そして第3位は埼玉県で、166人に1人の割合で犯罪に遭遇しているという結果となりました。 今年2位となった兵庫県は昨年は4位で、ちょうど昨年の東京都と順位が入れ替わる形となっています。 下の図は縦軸に検挙率、横軸に犯罪遭遇率をとって各都道府県をマッピングしたものです。左下に