中東歴訪最初の訪問国サウジアラビアを訪れている安倍総理大臣は、ファイサル外相と会談し、一連の日程をスタートさせました。会談で、安倍総理大臣は、中東情勢の緊張の高まりを深く憂慮しているとしたうえで、地域の緊張緩和や情勢の安定化に向けて、サウジアラビア側と緊密に連携していく考えを示しました。 会談の冒頭、安倍総理大臣は「中東情勢が緊迫の度を高めていることを深く憂慮している。日本政府として、地域の緊張緩和、情勢の安定化に向けて関係国とも連携しつつ、粘り強く外交努力を続けていく考えだ。アラブ世界、そしてイスラム世界の盟主であるサウジアラビアとも緊密に連携していきたい」と述べました。 これに対し、ファイサル外相は「地域の情勢安定化を図ることは日本とサウジアラビア共通の重要事項であり、引き続き緊密に連携したい」と述べました。 また、安倍総理大臣が、中東地域への自衛隊派遣について、日本関係船舶の安全確保