京都府八幡市橋本で、かつて遊郭の一角をなした昭和初期の古民家が旅館としてオープンした。中国出身の経営者が「こんなに日本文化が残る建物をつぶしてはもったいない」と間取りや建具を残して再生させた。ステンドグラスやタイルなど豪華に装飾された遊郭建築の魅力を多くの人に伝えたいと見学者の受け入れも始め、希望者も増えつつある。 建物は、昭和10年代の最盛期には一帯に86軒が並んだ貸座敷の一つ。木造2階建てで1935(昭和10)年の建築とされる。中国の伝統療法「火療」を手がける政倉莉佳さん(55)が改修して今年6月に火療のサロンを設けた。10月には同じ建物で旅館業の許可を得た。 政倉さんは中国東北部に生まれ、30年前に日本国籍を取得した。この建物を紹介され、「日本の文化が感じられて、すごく気に入った」と大阪府枚方市から引っ越した。 ただ、取得当時は、雨漏りがして、ほこりだらけ。畳99枚を運び出し、かまど
トヨタ自動車の豊田章男社長は6日、静岡県裾野市の工場跡地に建設予定のスマートシティー実証都市「ウーブン・シティ」について、2021年2月23日に着工すると明らかにした。当初の住民数は360人を予定しており、高齢者や子育て世帯、発明家が対象だという。豊田社長は「都市インフラも含めてモビリティーの未来を作りたい」と話し、プロジェクトの着実な進捗(しんちょく)を示した。 建設地は12月の閉鎖を予定するトヨタ自動車東日本の東富士工場跡地で、富士山のふもとにあるため「2(ふ)2(じ)3(さん)の単純な理由」(豊田社長)で着工日を決めたという。併せて計画内容の一部を説明した。150×150メートルの土地が1区画となり、地上に3本、地下に1本の道を設置。地上の道は自動運転車専用、歩行者専用、歩行者と小型モビリティー混在用で、地下は物流用の自動運転車両走行路とする。また住民に発明家を加えることで、社会課題
アメリカ大統領選挙で当選確実と伝えられた民主党のバイデン前副大統領は演説して勝利を宣言し、「分断ではなく結束を目指す大統領になる」と述べて国民の融和を訴えました。しかし、トランプ大統領は選挙で不正が行われたとして、法廷闘争を続ける姿勢を示していて、今後の対応や支持者の動向が焦点になっています。 3日に投票が行われたアメリカ大統領選挙はトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領が激しく競り合い、各州での開票作業が進む中現地の主要メディアは、バイデン氏が当選を確実にしたと一斉に報じました。 これを受けてバイデン氏は7日夜、日本時間の8日午前、地元デラウェア州で演説を行い、「この国の人たちがもたらした明白な勝利だ。人々の勝利だ」と述べて勝利を宣言しました。 そのうえで、「私は分断ではなく結束を目指す大統領になる。トランプ大統領に投票した人の失望も理解できる。激しい言葉をやめ、相手を敵視するのはや
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